2019年09月11日

ペタンクのルールは世界共通が常識。

台風が関東地方を直撃、強風による被害がでた。そして10日、台風一過で暑い初秋の空気が日本を包んだ。

今更だがペタンク競技は世界のスポーツの一つである。それを余りよく知らないからと言ってペタンクを小さな世界に閉じこめていいとは思ってはいない。
スポーツの種目は陸上競技をはじめ、世界的にはサッカー、ラグビー、ゴルフ等々多種目に亘っていて、ファンは大勢いる。

 どんなスポーツにも歴史があり魅力がある。そのスポーツがどれだけ広がるかどうかは関わる人たちの工夫と熱意如何だろう。しかし幾何でも利益を得ようとする意識の強い人がいれば決してそのスポーツは多くの人から支持されることはないことは歴史を顧みればよくわかる。
日本のペタンク競技に関わってきた人たちの歩みは、人間の欲望と願望の弛まざる世界を見せている。何よりも現実の数字がそれを物語っている。

 日本のペタンク競技が世界のペタンク競技の在り様と違おうとしているのは何故なのだろうか理解に苦しむ。世界観が違うと言えば、それまでの話である。お国柄ではない、お国の事情なのか分からない。いずれにしても世界のペタンク界と異なる方向を向いているのは止めるべきである。

 ペタンク競技は対戦競技である。対戦相手のチーム、選手を尊重し、投球技術を競うことで勝敗を決める競技である。ペタンク競技には世界共通の競技規則がある。その規則条文の内容は選手個人が対戦相手を無視して行う動作、言動等を容認していないし、厳しく禁止している。
 この国際的に統一された競技規則を各国がそれを勝手にご都合解釈、拡大解釈をして、試合を行えば、それは全く別のジャンルのスポーツに変わってしまうのではないか。楽しいはずのペタンクがこうしたことが元でトラブルや紛争の種を撒き混乱を拡大いていくきらいがある。これではペタンクの普及はできはしない。例えばーー 

 今年の「日本選手権大会」もその開催要項に「参加チームに審判員資格を有する者」を参加条件にしている。選手として出場するには「審判員資格」を取得することから始めなくてはならないとは何とも可笑しな制度ではないか。どんな理由があろうとも選手は審判員であってはならない。世界のペタンク競技界で通用するわけがないからだ。これはごくごく普通の常識ではなかろうか。
 しかし、このことに何の疑問を持たない人がいることに驚きを感じる。市井の草野球や朝野球ならイザ知らず、少なくとも「日本選手権」というステージで選手が審判で、審判員が選手とは何とも信じがたいことではないだろうか。ルールのどこに許容認可の文言が記載されているのだろうか。これこそ世界のルールを勝手に変えるご都合主義と言わざるを得ないし、国際連盟のルールを蔑ろにする尊大で専横な態度と思われる。

地方の現場では選手と審判を同一人物が行うことはあり得ないし、そんなことしたら公正も公平も守れる訳がないからだ。常識であろう。