2018年11月14日

ペタンク、世界と日本

今年の天候は極めて不順で台風24号、25号と連続来襲、それに地震、豪雨の災害続きである。
 折角の秋晴れの下爽やかにペタンクを楽しもうとしても、思わぬ天候の異変では気が気ではない。

日本ではペタンクの試合は天候次第である。多小の雨なら強行してもいいだろうが、強風、暴風、豪雨とあっては中止せざるを得ない。ましてや
試合中途で天候が急変した場合は、主催者側は大変である。中止、延期、継続等々最適な判断を迫られるのである。

YouTube上でヨーロッパでのペタンク試合風景が投稿されているが、日本と違って雨天荒天の場合、競技大会は殆ど設備をそろえた屋内で行われている。羨ましい限りだ。まあ、フランスのコートダジュール地域、マルセイユ市は地中海気候という恵まれた好天気が続く穏やかな土地柄の故もあってペタンクをするのには絶好のところだけれどもーーー。

 9月13日から4日間、男子の世界選手権大会がカナダの人口2000名未満の村「デヴィアン」で開催された。その模様はFIPJPの公式ページで公表されているが、その画像を見ると広場に巨大なイベント用テントを設営し、コートや客席もそれなりに設置されているのがわかる。
 どれほどの費用がかかったか知る由もないが、さすがと言わざるを得ない。

 さてあらためて日本はと見ると、全天候型のペタンク競技大会専用のコートはない。ペタンク専用の設備の整った常用の会場は全国に一つもない。ペタンクは「どこでも出来る」し、「場所を選ばない」から関係ないのだろうか?

 でも,YouTubeで世界のペタンクの試合大会を観ていると、まるで別の世界である。
 コートは指の爪ほどの小石が散在し、ルーレットやドミポルテでボールを投げようものなら行く先不定になる。このようなコートでどれほど正確なポルテとティールを投げられるか、の練習をしているのが世界の選手達。それに反して日本の選手達は滑らかな地面でルーレットやドミポルテの投球を主にして競技をしているのが現状。これでは他国の選手と対戦して勝てるわけがない。そのことは先日カナダで行われた世界選手権大会での様子を見れば明々白々であろう。今、世界のペタンク投球技術のレベルがどうなのかが示されている。

今、日本では一人でも多く若年層にペタンク競技を普及し、競技人口の底辺を広げることが出来るかどうかがキーポイントなのだろうと考えるが、こうした課題をペタンク組織の幹部は喫緊の課題として取り組もうという認識はあるのだろうかと疑問に思える。

スポーツの世界では妄想や自慢、傲慢は通用しない。現実を直視し、適切な施策を的確に実践しないと、取り返しが付かなくなる。昨今、日本のスポーツ界でその実例をイヤというほど見せつけられている。  

Posted by ペタンクロウ at 19:41Comments(0)ペタンクの競技コミュニケーション