2019年09月20日

世界と日本、解釈が違うルール?

 千葉県域を襲った台風15号の被害は極めて甚大にも関わらず、実状も実態も真剣に調査されず、緊急に生活支援、医療援助、インフラ確保が必要なのにその対処対策はあまりにも遅すぎる。災害等に関しての危機管理意識も能力も、その未熟さと遅滞さにはホント驚きを感じる。

 世界の近年の気象、天候の異常異変は「大きく、強く」なってきているのだろうか。今までの台風被害は河川の氾濫、山地の崩落であっても、その地域範囲は限定的であったように思える。しかし今回のように1県丸ごと広範囲に被害を蒙ることは前例がなかったのではあるまいか。気象現象が変動する速度が増し、かつその規模が急激に増大してきているのかもしれない。

 さて、前回、世界のペタンク競技のルールは統一された1つのルールで、世界どこへ行っても同じである。と記した。
しかし、日本ではご都合主義で「勝手にルール」を変更しており、そのことが因でペタンク競技の普及振興、啓蒙活動が進まないのではなかろうかと危惧している。


 ペタンク競技規則は、時代の要請に沿ってその内容を進化させてきている。2017年規則が改定された要所は①可搬用サークルの採用②ビュット投球の簡略化(3回から1回に)③イエローカード、オレンジカード、レッドカードの採用で観客に違反行為のアッピールを図り、④着衣着装、禁煙、禁酒などマナー面での規律をも重視し規定したことであろう。
 規則の内容は、①用具の規定②対戦試合の方法③禁止される違反の事柄④遵守すべき事項⑤許容される事項となっていて
当然③「禁止される違反の事項」を行った選手は違反カードが発行され、罰則が適用されることになった。
この規則改定で解釈が分かれる項目は⑤「許容される事項」である。

 それは選手が行うサークル、ビュット、ボールのマーキング(印付け)行為である。選手はマーキングを「しなければならない」とサークル(6条)ビュット(12条)ボール(22条)と定められているが、かと言ってマーキングをしない選手が違反カードの対象事由となり、罰則を受けることはない。ただしマーキングしていないボールやビュットが何らかの不測の事由で動いても動かされても抗議することが出来ないということの事項である。 従って選手がマーキングをするかどうかは選手自身の状況判断ということなのである。

 この競技規則にある選手たちのマーキング行為だが、youtubeやSNSなどインターネットでフランス、タイでのペタンク試合の動画を閲覧しているが、選手がマーキングしている画像は殆ど観ることが出来なかった。
 その理由を推測すれば、不測の事由でビュットやボールが動かされる心配がないからだろうし、必要以上のマーキング作業は試合進行を遅滞させ、観客の試合の興味をそぐことになるからだろう。
 試合中、コート傍に居た審判は選手がマーキングしなくても注意や警告を出す様子は見られなかった。
これが今の世界のペタンク競技の、試合風景であり、常識なのである。

 ところが、こうしたグローバルなペタンク競技界の様子を知らない?日本では、競技規則の文面だけを読み取り、1球ごとに投げたボールに印付けをしてゲームの進行を遅らせているという。こうしたルールの硬直的な理解がペタンクをが詰まらないものにし、世界のレベルから違ったものに見えてくるようだ。
 また試合で1メーヌが終った時、次メーヌを始める地点にサークルを移動するが、その作業をする選手は誰でもよい筈なのに「最後にボールを投げた選手がサークルを移動させる」ことと言われている。これは単なる便宜的マナーなのにルールのように思い込んでいる人がいる。

  

Posted by ペタンクロウ at 19:02Comments(0)ペタンクのルールペタンクの競技

2019年09月11日

ペタンクのルールは世界共通が常識。

台風が関東地方を直撃、強風による被害がでた。そして10日、台風一過で暑い初秋の空気が日本を包んだ。

今更だがペタンク競技は世界のスポーツの一つである。それを余りよく知らないからと言ってペタンクを小さな世界に閉じこめていいとは思ってはいない。
スポーツの種目は陸上競技をはじめ、世界的にはサッカー、ラグビー、ゴルフ等々多種目に亘っていて、ファンは大勢いる。

 どんなスポーツにも歴史があり魅力がある。そのスポーツがどれだけ広がるかどうかは関わる人たちの工夫と熱意如何だろう。しかし幾何でも利益を得ようとする意識の強い人がいれば決してそのスポーツは多くの人から支持されることはないことは歴史を顧みればよくわかる。
日本のペタンク競技に関わってきた人たちの歩みは、人間の欲望と願望の弛まざる世界を見せている。何よりも現実の数字がそれを物語っている。

 日本のペタンク競技が世界のペタンク競技の在り様と違おうとしているのは何故なのだろうか理解に苦しむ。世界観が違うと言えば、それまでの話である。お国柄ではない、お国の事情なのか分からない。いずれにしても世界のペタンク界と異なる方向を向いているのは止めるべきである。

 ペタンク競技は対戦競技である。対戦相手のチーム、選手を尊重し、投球技術を競うことで勝敗を決める競技である。ペタンク競技には世界共通の競技規則がある。その規則条文の内容は選手個人が対戦相手を無視して行う動作、言動等を容認していないし、厳しく禁止している。
 この国際的に統一された競技規則を各国がそれを勝手にご都合解釈、拡大解釈をして、試合を行えば、それは全く別のジャンルのスポーツに変わってしまうのではないか。楽しいはずのペタンクがこうしたことが元でトラブルや紛争の種を撒き混乱を拡大いていくきらいがある。これではペタンクの普及はできはしない。例えばーー 

 今年の「日本選手権大会」もその開催要項に「参加チームに審判員資格を有する者」を参加条件にしている。選手として出場するには「審判員資格」を取得することから始めなくてはならないとは何とも可笑しな制度ではないか。どんな理由があろうとも選手は審判員であってはならない。世界のペタンク競技界で通用するわけがないからだ。これはごくごく普通の常識ではなかろうか。
 しかし、このことに何の疑問を持たない人がいることに驚きを感じる。市井の草野球や朝野球ならイザ知らず、少なくとも「日本選手権」というステージで選手が審判で、審判員が選手とは何とも信じがたいことではないだろうか。ルールのどこに許容認可の文言が記載されているのだろうか。これこそ世界のルールを勝手に変えるご都合主義と言わざるを得ないし、国際連盟のルールを蔑ろにする尊大で専横な態度と思われる。

地方の現場では選手と審判を同一人物が行うことはあり得ないし、そんなことしたら公正も公平も守れる訳がないからだ。常識であろう。



  


2019年08月27日

ペタンクに良い季節

 8月も中旬を過ぎ、蝉の声から虫たちの鳴き声が聞こえてきそうな季節となった。気温も30℃を越える真夏日も少なくなってきたようだ。
熱中症を気にしないでペタンク競技ができるのが何より嬉しい。投球技術の向上は今の時期が一番効果的な気がしている。体調管理がしやすい季節だからである。

SNSを観てみよう。特にyoutubeでは、フランスでの「マスターズ大会」「マルセーユ大会」は歴史もありペタンク・フアンの関心度が高い。
2019年今年の大会の特徴は試合運営の進化と選手の技術レベルの高さだろうか。選手・チームの「寄せ」と「ティール」の正確さを示す度合いを百分率で表示して観客の注目度を集めている。動画配信の画像もきれいで十分に楽しめるのが嬉しい。

 日本でも、このような大会の試合情報を伝える方法を工夫し、改善していく取り組みを積極的に進める必要があろうかと思う。
 現状を改革し、新鮮なペタンク競技の情報を世間に伝えていく工夫をし、普及拡張を考えていかないとアッと言う間にマイナー道まっしぐら?となるかも知れない。ごく少数のマニヤックな集団だけになってしまう恐れがあるのではなかろうか。
ペタンクの球と的玉


 マスメディア、マスコミの新聞、雑誌、テレビ。そしてyoutubeをはじめとするSNSを含めてのマスメディアを活用しての情報伝達を積極的に進めること。全国の教育機関、小中学校、高校、大学のクラブ活動課目、体育科目にペタンク競技を採用するよう組織的に取り組むこと。 ペタンク競技空白地域に積極的に普及活動に取り組むこと。会社、法人、団体等一般の人に対しペタンク講習会を積極的に開いていくこと。等々普及拡張の手段は多様にある。
 あとはーー 組織がこれらの課題を真剣に取り組む姿勢があるかどうかである。ペタンク競技を活き活きとしたスポーツ組織にするかどうかは今、大きな岐路に立っているのではないか。
 さて、こうした中でペタンクの普及拡大に真剣に取り組んでいる団体(FIEP)の活動情報を観てほしいと思う。
(FACEBOOK⇒=渋谷区ペタンク= で検索する。)https://www.facebook.com/search/top/?q=%E6%9C%9B%E6%9C%88%20%E7%8C%9B%E3%80%80%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E3%83%9A%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&epa=SEARCH_BOX
  

Posted by ペタンクロウ at 23:44Comments(0)ペタンクの競技コミュニケーション

2019年08月16日

炎暑が続く

炎暑が続くよ、いつまで。
最高気温が30℃を切らない暑い日が続く。
お盆休みで街中はどこも人々でいっぱいである。ペタンク競技は当然のように休みである。この休みに乗じて日本のペタンクの歴史を少し探ってみようと思った。

 はじめてペタンクに触れた本としていわれているのは北杜夫著「どくとるマンボウ航海記」(角川文庫140p)でモンマルトルで「ーーー閑そうな連中が鉄の玉を投げて遊んでいた。」と書いている。これが1959年(昭和34年)春先のことである。
 また伊丹十三著「ヨーロッパ退屈日記」(角川文庫249p)では「ーーー見る人に少々哀れを催させるほどに単純なゲームである。」と書き、「単純なだけに却って複雑な掛引き、高度の技術を要し、その「球趣は尽きるところがない」と書いている。これがフランスのゴルド(1965年(昭和40年))での話である。
この時伊丹十三氏は4人用の球をフランスから持ち帰って「全日本ペタンク愛好家連盟会長」を自称しているのである。(文中記述)
 この後、1969年、フランスから来日したポール・モーリア・オーケストラの指揮者ポール・モーリアはペタンク球を持ち込み、公演の合間に音楽仲間とペタンクを楽しんでいる。


当時の駐日フランス大使館と関わりの深かった「日仏文化協会」で働いていた通訳の村瀬良臣氏は、以後日本でのペタンク普及のため伊丹十三氏の意思を受け継ぎ東京都港区桧町公園で「第一回日本ペタンク大会」を主宰開催したという記録が残されている。ルールなどはこの時に翻訳され、適用されてきた。これを契機にペタンク競技の普及は組織としてその名称を「日本ペタンク連盟」として活動を始めていくのである。組織としての活動、運営はこの後複雑な変遷を重ね、今日に至っている。さて、この複雑な経緯は客観的な資料や記録が正確に残されていないので、記述することが極めて困難である。この経緯はどうあれ、
今はどうペタンク競技を普及拡張するかが課題である。この10年間、会員数約5000名の数字が殆ど変わらないからである。


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Posted by ペタンクロウ at 22:41Comments(0)ペタンクの競技コミニケーション

2019年08月09日

極暑の日本

暑い!暑い!  の日本列島。
年々地球温暖化が進み、今では地球熱帯化というほどの様相を呈している。

 20年前くらいの東北では30℃を越える夏の日は1週間ほどと記憶しているし、エアコンを設置している家庭は殆どなかったのである。
それが今ではエアコンがなくては体温調整が難しく安心して暮らせないほど気温が高い日が続いている。人間の体は長時間高温に耐えるようにはできていないのだろう、今年は熱中症で命を落とす人が増えているという。



 ペタンク競技は基本的に屋外のスポーツである。競技を楽しむのに高温対策が必須条件になっては大変である。より楽しい魅力的な競技環境を作ることが必要になってきているのではなかろうか。屋内グランド、雨天競技場の利用を積極的に考える必要もあるだろう。
 前にも記したが、私のところではペタンク競技は気温が30℃を越えた場合、熱中症対策として日陰にサークルを固定し、「30分プレー・10分休憩・塩分水分補給」を徹底している。もちろん臨時的対処である。
 行政機関からは「熱中症情報・暑さ指数」が毎日公表されいる。「原則運動は中止」の文言である。

 インターネットのSNSで観るとペタンク競技が屋内グランドで行われている映像を観ることが多い。羨ましい限りである。日本とフランスのペタンク環境の違いをまざまざと観せられる。

  

Posted by ペタンクロウ at 15:58Comments(0)ペタンクの競技コミュニケーション