2018年02月16日

フランス映画「リュミエール」を観る

フランス映画「LUMIERE!」を観ました。
ナント、1896年,フランスの南部の港町ラ・シオタと古都リヨンでペタンクのゲームを楽しんでいる光景が映し出されていました。フランスのリュミエール兄弟が発明した今の映画そのものの原型と言われる「シネマトグラフ」という映画のシステムの宣伝ですから、「動き」そのものを映し出すことが主要な目的になっていまして、ペタンクのゲームもルールそっちのけで面白い画像を「みてくれ」の内容になっていて、サークルなんかなしでボールに当てようとオーバーアクションでボールを投げている光景でした。この時代は調べてみると1890年代は日本では日清戦争の時代ですから、その違いに驚きました。ペタンクファンばかりでなくフランスの近代化に関心ある人には興味ある必見の映画でした。
映画「リュミエール」


  

Posted by ペタンクロウ at 00:04Comments(0)ペタンクの競技コミュニケーション

2018年02月11日

ペタンク競技の基本について考える(4) 体幹

ペタンク投球時の下半身の働き、特に骨格と筋肉の動きについて大雑把に書いてきました。次に人間の身体、五体の中央にあります体幹の働きについて書いてみます。

身体の幹ということで体幹と呼ばれるのだと思います。体幹は五体の中心であり、複雑な内部構造(内臓等)と精緻な組織構成を持っており、骨格も筋肉も重要な役割を担っていることはご存知のことです。

ここでペタンク投球時に関係する骨格と筋肉を調べてみると体幹部は実に多数の部位でいろいろと関わっていることがわかります。骨格でいえば体の中心を貫いている脊柱でしょう。上から言うと頸椎骨、胸椎骨、腰椎骨。24個の骨核が繋がっているのです。
これらの骨が投球時にどのように位置し、どのような働きをするかでボールが飛んでいく態様が変わっていくと思います。勿論、骨だけでなく筋肉の動きも重要な要素です。

 投球時、ボールを持った腕は肩を円の中心として大きな円運動をすることになります。そしてボールは円運動によって生じる遠心力で飛んでいきますので、円運動の中心である肩の空間的位置、即ち,体幹の骨格のフォームが投球軸の役割を安定して維持していないとボールの飛び方も同じように安定しないことになります。

そこでボールを持った腕が肩を中心に自由に大きく動けるようにしてこそ安定した円運動の動作を行い、遠心力が働らくと思います。 もし腕と肩と上半身を動かしてボールを投げれば肩を中心にした円運動の中心軸を動かすことになり遠心力を弱めます。結局は腕力だけでボールを投げることになります。腕力ずくめで投げれば、すぐに疲れが出て集中力を失うでしょう。

ナンバの考え方はこうです。腕の動きを大きくするには肩甲骨も一緒に動かすと腕の振りを大きく出来るということです。そこで肩周りの筋肉(僧帽筋、腱甲下筋、棘下筋等)を柔らかくし鎖骨を軸に肩甲骨と腕の振りを一緒にするという練習をしていきます。
                                             腕力が強くて
         肩も体も前のめりになってしまう。⇒

長くなりました。次回にします。
  

Posted by ペタンクロウ at 18:56Comments(0)ペタンクの投げ方ペタンクの競技

2018年02月01日

審判の「トラの巻」

 今、スポーツの世界、特に審判の判断が大きく勝敗を左右する競技では審判行為の正確さが求められている。

 テニスではボールの着地点がライン上か否かをビデオの静止画面で公開され、その判断の正確さを検証している。野球でもホームランか二塁打か否かをビデオ画面を静止して判定している。 最近ではサッカーでもビデオ判定が採用されつつあるようだ。

 ペタンク競技でも審判行為がより正確さを図るためにビデオ判定が必要になるかもしれない。サークルを後ろ足で踏んだまま投球すれば違反だが、投球している選手がサークルを踏んだまま投球したという自覚がなければクレームが出る。こんな時にビデオの静止画面が決定的な判定となる。そんな時代が来るほどにペタンクの観客が増えればの話だが。

さてペタンクのルールが変わり、サッカー競技と同じように黄色、橙色、赤色の3段階のカードで違反通告がされることになった。

 競技規則第35条違反と表記されている条項は第6条、第10条、第16条、第18条、第21条、第26条、第32条である。審判員はこの条項を常に暗記して置き、ルール違反の選手に提示しなければいけない。従って審判員は常に競技試合を観察し監視し正確に判断判定しなければ不公平不公正の誹りを免れないことになる。この点では審判員の審判能力如何で試合進行が大きく左右されるということになる。

 そこで審判員の負担を少しでも軽減するために別紙のような「トラの巻」風のメモランダムを作ってみた。こうしておけば試合中、例えば審判員はメモを見て「サークルを踏んで投球したので第6条違反です。」と選手に黄色カードを掲示すれば選手からのクレームを避けることが出来るのではないだろうか。このメモは出来るだけ小さく胸ポケットに入る位の大きさのものが適当だと思う。
違反カードメモ








  

Posted by ペタンクロウ at 00:56Comments(0)ペタンクの競技

2018年01月27日

ペタンク競技の基本について考える(3)

「ナンバの姿勢」とは自然の姿勢ということで説明してきました。

小生の考える「ナンバ」の概念は「自然の姿勢」という意味合いと同時に最も「合理的な姿勢」という意味もあります。
ペタンクで投球する場合、身体の動きは主に下半身の姿勢というか、構えで決まるのではないでしょうか。
というのは、下半身の働きはボールを投げる上半身の腕の動きを助けることはあっても腕の動きを邪魔したり、マイナスになる余分な動きをしてはいけないと考えています。従って下半身の姿勢、構え、フォームというのは重要な要素と考えます。

同じボールを投げるスポーツでも野球、ソフトボールの投手や砲丸投げ等のゲームがありますが、何れの場合も下半身の鍛錬強化が言われています。

ペタンク競技の場合、700g前後の重さのボールを下手投げするので、下半身が安定していないとボールが飛ぶ時の大きな遠心力に負けて上半身が前に動いてしまいます。上半身が動くということは投球軸である肩先が前に突っ込むのです。その結果、ボールは殆ど目的地点の前に落ちるのです。

目的地点が6,7メートルの時と9,10メートルの時ではボールの重さが700gだとすると指先にかかる遠心力は30kg~50kgになります。
この遠心力に拮抗する求心力と言える筋力、体力、フォームを作っておかないと投球軸が動いてしまうと言うわけです。
 ティールの投球をした時、遠心力に負けて身体が突っ込み踵が上がってしまうのも投球軸が動いた証左だと思います。(モデル図)
下半身の役目は上半身の動きに左右されずに投球軸がぶれないように支えることだと考えています。そのためペタンクの投球では下半身の筋力とフォームを重視して鍛えることにしています。

ペタンクの投球(2)

  

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2018年01月19日

ペタンク競技の基本について考える(2)

前回書きましたが、ペタンクの投球姿勢はブレないフォームを作るために骨格の位置を正しく認識する必要があります。
そして、その骨格の正しい位置を維持をするためにバランスの取れた筋肉作りをどうするかを考えます。

まず初めに「基本的な投球姿勢」とは、どういう姿勢なのかを明確にしておきます。
それは、直立不動とか、「気を付け」の姿勢ではなく、ゆったりとした「自然な姿勢」を作ることにあると思います。

 「自然な姿勢」とはどんな姿勢かと言えば、両脚で立った時に身体のどこの部分にも(特に感覚的には足裏で感じる体重の移動)緊張や負担を感じない姿勢です。
目を瞑って両脚で立ってみるとわかりますが、時間の経過とともに身体が揺れてきます。バランスがずれていくのでしょう。平衡感覚と言われる感覚だと思います。

 ここで「自然な姿勢」の作り方として「ナンバの姿勢」「站椿功の姿勢」と言われる方法があります。

下半身から言うと
1.両足を拳一つ位の幅、間隔を開けて立ちます。
2.両足の親指を外側に向けてY字型、または「逆ハの字」型に開きます。(当然両膝も連動して外側を向いて開きます)
3.足の指全部を少し内側に丸めます。
4.両膝を前に押し出すように少し前に折り曲げます。
この一連の動作をして「ナンバの姿勢」の下半身姿勢を作ると、下半身の主要な筋肉、下腿三頭筋、大腿四頭筋、ハムストリングが緊張から解放され、外部からの働きかけに柔軟に対応できるようになると考えています。

この下半身の姿勢でボールを投げてみてください。ボールの飛び方が違ってきます。投げ終えた手が目的地点から外れることが少なくなります。

続きは次回に。
ナンバの立ち姿勢1
  

Posted by ペタンクロウ at 18:48Comments(0)ペタンクの投げ方ペタンクの競技